食べ残したくない。

食に関する学びの歴史と記憶、メモ。そして食べてきた者たちの記録。要は食べ物だけのことを書き続けるブログです。食べ残し、いくない。

第12回ご当地リゾット会山梨大会結果発表!

少し前に、俺はリゾット王になる、という記事に書いたのですが、

僕は月1ペースぐらいで「ご当地リゾット会」という、

ご当地の食材を使ってリゾットを作る会、というのを主催しております。

で、今回は第12回山梨大会を実施したのでした。

 

リゾット会は、「Foodist Linkのタイガシェフ」、

超美味しいお米を売っている秋田の「トラ男プロデューサー武田くん」、

そして相川の3名で主催をしております。

場所は渋谷で1番素敵なイベントスペース「タマリバ」です。

 

今回は山梨がテーマということで、

山梨で農業生産法人を運営していらっしゃる、

農業生産法人 ホトト代表の水上 篤さんに山梨をご紹介頂きました。

 

で、今回の山梨リゾットは以下5品を使って5つのリゾットを作りました。

みなさん、食材わかりますかね?

 

・布巻(めまき)

・やこめ

・せいだのたまじ

・おねり

・貴陽

 

ちなみに僕は今回何一つわかりませんでした。

いつもは一つぐらいわかるものなのですけどねw。

 

では、一つ一つご紹介します。

 

1.布巻リゾット

 

布巻とは、川魚を海藻で来るんだ郷土食。

魚を保存食とするための手法だそうです。

海無し県だからこそ、発展した調理法なのかもしれないですね。

 

今回はその布巻を元にしてこんなリゾットを作ってもらいました。

山梨県自慢の富士山に見立てて作ってもらっています。

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2.やこめリゾット

 

やこめとは、焼米と書く、穀物を焼いた調理法で、

豊作を祈って供える供物がルーツだそうです。

 

こういうリゾットになりました。

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3.せいだのたまじリゾット

 

小粒の皮付きじゃがいもを味噌仕立てのことで、

中井清太夫(甲斐の名代官)が村人に作らせ飢饉を救ったことから、

じゃがいもを「せいだ」と呼び、「たまじ」は小さな玉じゃがいも、

とのことらしい。

 

リゾットには新山梨名物として燦然と輝く、

鳥のモツ煮と一緒につくってくれました。

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4.おねりリゾット

 

おねりとは、コメがあまり取れない山梨で発展した、

麦やトウモロコシを練った食べ物のこと。

 

今回は通常おねりにする材料をもとにリゾットにアレンジ。

 

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 5.貴陽リゾット

 

貴陽とは山梨生まれ山梨育ちのすももの品種。

10年以上の歳月をかけて品種改良されたものだそうです。

 

仕上げにはちみつをかける甘味のあるリゾットとなりました。

 

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で、この5品で食べたみんなで投票をしたところ、

1位に選ばれたのは!

 

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5つ目に食べた貴陽となりました!

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少し端折って結果のみの投稿となりますが、

今回もとっても美味しい5つのリゾットを食べることができました。

また9月に会は開くと思いますので、

興味あるよう、という方は、

こちら↓のFacebookページにいいね!しておいてくださいね。

リゾット・ジャポネーゼ(またの名をご当地リゾット会)

 

では、また次回!