本
読後の感想を端的に書くと 「一体誰にオススメすべき本なのか?」 と一瞬悩む本なのですが、 ハンバーガーの歴史を網羅的に学びたい(誰?)、という人がいれば、 ある程度は為になる本かと思います。 アメリカの大学教授が英語で書いた本の翻訳なため、 ア…
「食のルーツ」なるほど面白事典 (PHP文庫)"からアゲイン。 今度は今川焼き、について。 あの丸く焼かれた小麦粉的な生地に、 餡子や最近だとカスタードクリームを入れたあれですが、 関東では今川焼き、と呼ぶのがポピュラーなのですよね。 東海で育った僕…
koboで買った「拙者は食えん!?サムライ洋食事始?-」という本を読んでる。 タイトルだけだと捉えづらいけれど、 「日本人と洋食の出会い」を書いた本です。 で、その中で日本人と肉食の歴史がふれらています。 そもそもとして、 日本では仏教の殺生禁制や神…
koboには何冊かプロジェクトX関連の本があるのですが、 今回はカップヌードルの誕生秘話を読みました。 「魔法のラーメン 82億食の奇跡」~カップめん・どん底からの逆転劇 起死回生の突破口という名前の本です。 個人的にこの手の話は大好きなので、 ある程…
kobo本「命を奪う「激安」社会 デフレに立ち向かえ!」の中で、 デフレ対策の一例として語られていたのが、 こころみ学園という障がい者支援施設がつくり販売している、 自家製ワインのお話で、1本5000円前後で販売されているものもあるそう。 ただそれ以上…
前回の記事に続いて「kobo」向けに出されている、 「命を奪う「激安」社会 デフレに立ち向かえ!」 という朝日新聞の特集から。 この本には「6次産業化で付加価値を守ることを目指す」とあったのですが、 この機会にちゃんと調べてみました。 (といってもwi…
「kobo」では朝日新聞の過去の連載が売っているのですが、 「命を奪う「激安」社会 デフレに立ち向かえ!」に色々勉強になる記載が。 「激安店の魚と肉は、ヒネ在庫品(前年に輸入して売れ残った在庫品。前々年のものはヒネヒネ在庫と呼ぶ)の可能性が高い。…
実は「kobo」のヘビーユーザーです。 で、その「kobo」では朝日新聞の過去の連載が売られていて、 その中に「消えた伝統野菜 タネから考える豊かな食卓-【電子ブック版】」、 という中々気になるタイトルがあったので買ってみました。 かなり短いですが105円…
またまた、味いちもんめの一巻より。 出世魚と、ぶりのお話。 漫画の中で、 ・ぶりは大きさによって名前が変わる出世魚 ・出世名は地域によって名称が違う → 関東で「いなだ」と呼ばれるが、関西では「はまち」と呼ばれる ・「はまち」は養殖物を指していく…
ナスってインド生まれの食べ物と言われており、 1000年以上日本で栽培されているらしいです。 「一富士、二鷹、三茄子」とか、「精霊馬」に使われたりとか、 かなり長い間日常に溶け込んでる感ありますよね。 そんなナスといえば、 「秋ナスは嫁に食わすな」…
イナバのタイカレー缶を一躍有名にし、 ドラマ化もされた「めしばな刑事タチバナ 」の記念すべき第一話は、 富士そばで発見されたというカレーかつ丼の話である。 カレーかつ丼、その名が示す通り、 カレーがかつ丼にかかっている。 じゃじゃーん。 かつ丼に…
「なぜ和食は世界一なのか」を読んで1番衝撃的だったのは、 烏賊(イカ)は日本で縄文時代から、食べられていた、という記述。 縄文時代の貝塚から、イカの甲や口に当たる部分が見つかっているらしい。 調べてみたところ、青森の三内丸山遺跡で見つかったと…
最近「なぜ和食は世界一なのか」という本を発見しまして、 それぐらい評価されてもいいのではないか説を持つ僕としては、 気になり手に取って読んでいるわけです。 今のところ面白いけど、人によってはイラッと来ると思われるパートもある癖のある本です。 …
昨日「日本料理の基礎観念 by 北大路魯山人」について書いたのだけど、 そこにも出てきた鰹節の話題。 鰹節って結構面白い作られ方をしている。 その辺りのお話が「人間はこんなものを食べてきた」に乗っていた。 面白かった箇所のみ箇条書きで。 ・鰹節はカ…
北大路魯山人にはまっている。 kindleで無料で読めるミニコラム的なものがいくつかあって、 それが今のところ全部面白いのです。 で、今回は日本料理の基礎観念ってやつから。 以下は気になるポイントの抜粋です。 ---- 原料第一 - 鳥はあまり熟成しない中…