食べ残したくない。

食に関する学びの歴史と記憶、メモ。そして食べてきた者たちの記録。要は食べ物だけのことを書き続けるブログです。食べ残し、いくない。

ポテトチップスは客への嫌がらせから作られたニューヨーク生まれの食べ物で、生誕の地ではサラトガ・チップス(Saratoga Chips)として今も売っているらしい。

先日ご紹介した「ショートケーキは短くない」話ですが、

この話の原典となった、"「食のルーツ」なるほど面白事典 (PHP文庫)"

には色んな面白情報が載ってるのですね。

で、今回はポテトチップス編。

 

ポテトチップスにも色々と説があるのですが、

本に書いてあった内容を要約すると、

フライドポテトを薄くしろというクレームに対して、客への嫌がらせとして薄すぎるのを作ったのがポテトチップスになった

とのことでした。

wikipediaにも似た内容が乗っていたのでそちらを抜粋。

アメリカ合衆国ニューヨーク州サラトガスプリングのレストラン Moon Lake Lodge のシェフ、ジョージ・クラム (George Crum) によって1853年8月24日に発明された、という説が有力である。

ある日、クラムの客(一説によれば、アメリカ屈指の大富豪コーネリアス・ヴァンダービルトだという)が、フライドポテトが厚すぎると苦情を言って何度も作り直しをさせた。うんざりしたクラムは、フォークで刺せないような薄切りにして揚げ、客を困らせてやろうと考えた。しかし、クラムの企ては失敗し、この客は逆に大変に喜んだ。

この料理はすぐにサラトガ・チップス(Saratoga Chips)という名でレストランのメニューに登場し、その後すぐにこの料理はニューイングランド地方でごく一般的なものになった。

 ということらしい。

ちなみにこんな見た目で、

おやつというより「おつまみ」とか、

晩御飯の1品的な見た目。

 

 

中々美味しそうじゃないですか?

ニューイングランド地方にいったら、

サラトガ・チップス食べられるそうなので、

ニューヨークへ行った際にはぜひ一度食べてみたいなと。

日本でも食べられるなら日本で食べるのでもいいけれど。

 

 ↓元ネタはこちらから。